平成9(1997)年に開校し本年で22年目を迎えることができました。

 

 高等学校の教員からスタートし35年間教育の仕事に携わってまいりましたが、私教育の現場で、今何を伝えるべきかを常に模索している状態です。

 

 時代とともに教育の在り方はさまざまに論じられます。また、その方法も日々進化しているように思われます。

 

 「塾」とは「門側の東西の堂(へや)」というのが本来の意味であり、そこで成人の儀式をしたり、子弟を教えたところから現在の意味で使われています。

 

 青林塾は、その本来の姿を理想としています。江戸時代の「寺子屋」のような、「学ぶ姿勢」が感じられる塾にしたいと考えてきました。どれほど技術が進化しても「読む・書く・聞く・話す」ことを通してしか真の学力は得られないと考えています。時代の波に乗り遅れていると言われることもありますが、青林塾の基本である「国語力」をつけるためには、どれほど時間と手間がかかっても「読む」ことから始めるしかないのです。

 青林塾でも情報機器やコンピューターを導入したこともありました。現在も「eトレ(問題演習システム)」ではコンピューターの力を借りています。しかし、結局「板書・解説・演習」という授業が私たちの教場にはふさわしいと考えています。とくに全ての教科の基礎となる「国語」においてはこの方法以外にはないのです。「青林塾」の考えにご賛同いただく方が東海地方のみならず近畿地方からも、この目立たない小さな塾に通ってくださることを励みとして、今後も丁寧に歩む所存です